下心とは?
またそのために行う行動に対して使う言葉。
1:「下心」とは?
下心って、よく使う言葉ですが、果たしてどんな意味か、改めて聞かれると答えづらいですよね。
まずは、辞書的な意味を探ってみましょう。
(1)その意味と由来
言葉の意味を探りたい、初出がなんなのか知りたいと思ったときに大活躍するのは、『日本国語大辞典』です。
もし、このコラムの読者が大学生なら、ぜひ覚えておいて欲しいところです。
さて、下心のもっとも古い意味は、“心の底、心の中、本心”という意味で、8世紀に書かれた万葉集に「あみの浦の 海処女らが焼く塩の 思ひそ焼くる 吾が下情(したごころ)」とでてきます。
結構、古くから使われている言葉なんですね。
それが、江戸時代になってくると、ちょっと悪いニュアンスの「前からのたくらみ。
密かに持っている目的、希望」という意味になります。
一般的に日本人は、本音を言わないと言われたりします。
そして、“言えない本心”こそが、本来密か持っている目的や希望なわけで、それを隠していることが、相手を騙しているようで、悪いニュアンスに受け止められていくのでしょうね。
(2)男の下心
では、男子が密かに持っている「目的や希望」とはいったいなんなのでしょうか? こと、恋愛に限ってみれば、やはり、まずは「意中の人と付き合いたい」という気持ちでしょう。
正直に、「付き合ってください」と言えばいいものの、「拒否されたら(振られたら)どうしよう」という不安で、本音が言えないことがあります。
また、決して男子のすべてがそうであるわけではありませんが、中には一夜限りの関係を持ちたいという、よからぬ下心を持っている男子もいるでしょう。
というかむしろ、私たちが下心という言葉を使う場合、こちらの目的を指す場合が多いかもしれませんね。
(3)女の下心
では反対に、女子の下心にはどんなものがあるのでしょうか?
女子の場合だって男子と同様に、やはりまずは「意中の人と付き合いたい」という気持ちでしょう。
また、もちろん女子にだって、「一夜限りの関係を持ちたい」という下心がある人だっています。
下心というのは、本音を言うことで自分が傷つくのを恐れたり(好きな人に振られたり)、社会的に好ましくない(一夜限りの関係を持ちたいと希望する)ために隠した目的や気持ちのこと。
誰にだって、ひとつやふたつはあるものです。
2:男の下心を感じる瞬間!下心丸出しの言動5つ
本音というのは、隠そうと思っても、自然と相手に気づかれる瞬間というのがあります。
それはある意味、下心を感じる瞬間でもあるわけです。いったいどんなときに下心がばれてしまうのでしょうか?
(1)「遅くまで飲もう」と誘ってくる
あるあるな言葉ですが、本当に飲むのが好きだったり、みんなで騒ぐのが好きな人なら、わざわざ「遅くまで飲もう」なんて言いません。
だいたいは、「次、行くぞ!」で気づいたら、朝まで遊んでたということの方が多いはず。
「遅くまで飲もう」というのは、朝まで一緒にいられるかどうかの下調べに過ぎません。
(2)やたら、ボディタッチが多い
一夜限りの関係を期待する男子に多いのが、このボディタッチの多さ。
相手のカラダに触れることで、ふたりの距離感を図っているのです。
そして、徐々に過激なボディタッチに移っていくことで、相手を慣らさせて、ベッドに持ち込もうという作戦です。
(3)「何もしないから」
これも、あるあるな言葉ですが、本当に何もしない人は「何もしないから」なんて言いません。
自分によこしまな考えがあるからこそ、相手が警戒しているんじゃないかと疑って、この言葉が出てくるわけです。
「何もしないから」って言われたら、「何もって、何?」って逆に質問すると、あたふたするはずです。
(4)下ネタが多い
ただのエロい人か、セクハラオヤジという可能性もありますが、ボディタッチ同様に、ふたりの距離感を図っているのと、徐々に過激な下ネタに移っていくことで、相手を慣らさせようとしている可能性もあります。
(5)自慢話が多い
男子は支配欲が強いと言われています。
簡単に言えば「相手を自分の思い通りにしたい」いうこと。
そのためには、自分がいかに優れているかをアピールするのが有効です。
飲み会などで自分の自慢話が多い男子は、女子に尊敬や畏敬を抱かせ、自分の思い通りにしたいという本音が隠されているかもしれません。
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池袋ハート♪